2017/01/20
2020年東京オリンピックのエンブレムとリエージュ劇場のロゴが似ている?!しかし、目標達成への近道は、徹底的にパクることから!
2020年東京オリンピックのエンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴが似ているということで、問題になっているようですね。
その画像がこちら↓
素人の私から見るとかなり似ているように見えます。笑
(デザインした)佐野氏は指摘について「驚いたとともにショックで、つらいと思った。ベルギーに行ったこともないし、ロゴも見たことがない」と表情を硬くして釈明。その上で、劇場ロゴがTとLの文字でつくられていることを指摘し、「こちらはTと円がベース。デザインの考え方が全く違う」と訴えた。
(時事ドットコムより)
リエージュ劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドビ氏は、国際オリンピック委員会(IOC)を相手にして、東京オリンピックのエンブレムのデザインの使用差し止めを求める裁判を起こす考えを表明したようですね。
東京オリンピックのエンブレムのデザインの制作過程の説明を見るとパクったとは思い難いですが。。。
真相はいかに!?
しかし、今回の問題に対するダウンタウン松本人志さんのコメントが面白い。
松本は「このまま使うんなら、これにバッテン付けて…」とバツのジェスチャーで表現し、「これも1つのアートですから」と持論を展開。
そして、「個人的な意見を言うと、そんな取り合いする程の凄いデザインと思えない」と爆弾発言。スタジオは大爆笑に包まれ、さらに「このデザイナーは他の素晴らしいデザインあるかもしれないけど、これに関していうと、それほど…。まぁ、好みの問題ですけど…」とチクリ。
最後に、「この先、デザインは増えていく一方。減っていくことはないワケやから、ドンドン被る。これは似ているっていうことは、もうずっとあるでしょうね」と「盗作疑惑」の根本的な問題点を示した。
(リアルライブより)
しかしっ! ビジネスは、真似ることから始めるのが近道!
著作権等の問題があるので、なんでもパクることがいいことではないですが(法律でダメなことはダメです)。ビジネス、目標達成に関しては、守破離が基本であると私は思っています。
守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
<なりたい自分になる方法>
1.自分がなりたいと思う理想像に近い人、自分が達成したいという目標を達成している人をまず探す。いわゆるメンターを探すわけです。
2.メンターを見つけたら、その人に交渉し、「どのようにして夢を実現したか?目標を達成したか?」という、目標の達成方法を聞きまくる。
3.そして、まずはその通りに実行する。
4.結果が違う場合は、メンターのやり方と自分のやり方のどこが違うかを検証する。
5.この過程を繰り返す。
この過程を継続できれば、必ず目標は達成できます。
たとえば、
- 月収100万を達成したかったら、すでに達成している人を探し、方法を聞く。
- TOEICで730点取りたかったら、すでに達成している人を探し、方法を聞く。
- 最速で出世したかったら、会社の出世頭に方法を聞く。
そして、聞いたらその方法をまずは徹底的にパクる(TTP)!
徹底的にパクる(TTP)際にやりがちなことは、見えている表面だけを真似てしまうこと。
2009年に私がぐるなびウエディングに在籍していた時ビービットや東京BMCサポートと共同プロジェクトを組んでリニューアルしたウェブサイトは以下の6件です。
(中略)
現在、ウエディング業界にはこれらの「デザインだけパクった」ウェブサイトが多数存在しています(認めていただけたということで大変光栄に存じます)。しかし、なぜこういうウェブサイトを作るに至ったのか、その過程には
- 現状分析
- アクセス解析
- 市場調査
- ユーザー行動調査
- 情報設計
- プロトタイプ(試作品)の制作とレビュー(しかも複数回)
などなど、たくさんの工程を経て辿り着いていますので、デザイン「だけ」パクっても同じ成果は出せないと思います。もしパクって成果が上がっていたとしたら、それはリニューアル前の状態が相当ひどくて、マシになった分良くなった、という程度でしょう。
なぜそうしているのか、そこを突き詰めて考えないと、何が良くて悪いのかが分からず、本質的な課題解決には繋がりません。
TTPは、簡単なようで、実に大変、かつ奥深いものなのであります。
(Felix Way BLOGより)
なりたい自分になっている人のやり方の本質をまずは徹底的にパクることから、始めてみませんか?