日本でただ一軒、伝統を守り続けた京都の「緑寿庵清水」の金平糖から学べた「生きる意味」とは?

先日、妻の友達の出産祝いのお返しに「金平糖(こんぺいとう)」を頂いたんです。

「金平糖(こんぺいとう)、なつかしいなぁ」なんて、何気なく口に入れたら

「えっ!」

と動きが一瞬止まってしまった。

桃味の金平糖(こんぺいとう)だったのですが、噛むとよくある作られたいわゆるピーチ味ではなく、生の桃をかじった時の桃の味がしたんです。

なんだ、この上品な味は?!と思って調べたら、すごく歴史のある金平糖(こんぺいとう)でした。

緑寿庵清水は、30種類以上もの金平糖を作っている

今回、わが家が出産祝いのお返しとして頂いた味は、

「桃」と「パイン」でした。

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かわいいですね。

また、京都の老舗らしい上品なパッケージも魅力です。

外国人へのお土産にもおすすめです♪

*関連記事「アメリカ人へのお土産、喜ばれたランキング発表!裏ランキングもあります。

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緑寿庵清水が通常販売している金平糖は以下の13種類。

生姜(しょうが)の金平糖

肉桂(にっき)の金平糖

林檎(りんご)の金平糖

めろんの金平糖

檸檬(れもん)の金平糖

蜜柑(みかん)の金平糖

苺(いちご)の金平糖

巨峰の金平糖

天然水サイダーの金平糖

桃の金平糖

ばななの金平糖

パインの金平糖

バニラの金平糖

 

この通常販売されている金平糖とは別に季節限定品が23種類あります。

この23種類ある季節限定の金平糖、すべて食べたいのですが、この中でも特に私が魅かれたのは、

さくらんぼの金平糖(4月~)

トマトの金平糖(5月~)

完熟マンゴーの金平糖(7月~)

極上丹波黒豆うす紫の金平糖(10月中旬~)

秋菓糖の金平糖(ますかっと、花梨(かりん))(11月~)

です。

友達に頼んで送ってもらお。(笑)

8500円もする金平糖があるの?!

これらとは別に

年に一度しか作れない究極の金平糖があります。(値段はすべて税抜き)

究極のチョコレートの金平糖 3600円

究極のキャラメルあられの金平糖 3600円

究極のシャトー・ヴァンブランの金平糖 8500円

究極のブランデーの金平糖 3600円

究極の梅酒の金平糖 3600円

究極の日本酒の金平糖 3600円

究極のヴォーヌ・ロマネ 赤ワインの金平糖 8500円

究極の宝来豆の金平糖 2570円

 

なんと中には、8500円もする金平糖(こんぺいとう)がありました!

以下の2つ。

究極のシャトー・ヴァンブランの金平糖

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貴重な一級合格つけの貴腐ワインを熟練の職人技で約20日間かけて作り出すことに成功した奇跡の一品です。

 

究極のヴォーヌ・ロマネ 赤ワインの金平糖

 

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フランス・ブルゴーニュ地方の赤ワインを選び抜き、ワイン独特の酸味とタンニン(渋み)が結晶を阻むところ、温度にきを配りながら、約20日間かけて長年培った最高の技でワインの芳醇な風味を金平糖に凝縮させました。

(緑寿庵清水 公式HPより

おおっ、一度食べてみたい!いや、絶対食べるぞ!!

究極の金平糖は、ごくわずかしか作れれないため、毎年キャンセル待ちが出るくらいの人気だそうです。

緑寿庵清水の金平糖の作り方が凄い!2週間もかかるの?

金平糖と一緒に作り方が書かれた資料が入っていました。

金平糖は出来上がるまでに、なんと2週間もかかるそうです!

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金平糖ができるまで2週間。

〈イラ粉〉

金平糖づくりにかかせない核にイラ粉(約0.5ミリ)を使用します。
これを回転している大きな釜に入れ、グラニュー糖を溶かした蜜を少しづつ振りかけては乾燥、この工程を繰り返します。

〈約三日目〉

徐々にイガが出始めます。

〈約八日目〉

ほぼ均一にイガが出揃います。

〈約14日〉

砂糖の金平糖の完成となり、素材を加えた金平糖を作るには一種類16日~20日ほどかかります。

(同封されていた緑寿庵清水の資料より)

根気のいる作業ですね。

この金平糖を作る工程には、文章にできない多くの職人技が隠されていることでしょう。

りゅうじんが金平糖を調べて考えたこと

私が考えたことは、

なぜ、金平糖の専門店が日本で一軒しか残らなかったのか?

なぜ、京都の「緑寿庵清水」はただ一軒の金平糖専門店として残ることができたのか?

 

「なぜ、金平糖の専門店が日本で一軒しか残らなかったのか?」の問いの答えはこうだと思います。

職人の技を時代のニーズにうまく合わせることができている。

昔から続く技を自分勝手に主張するのではなく、常にPDCAサイクルを回し続けておられるんだと思います。

素晴らしい職人の技があっても求める人がいなければ、宝の持ち腐れもなりかねませんから。

 

「なぜ、京都の「緑寿庵清水」はただ一軒の金平糖専門店として残ることができたのか?」の問いについてはこう考えます。

最近、ツイッターでこんなことをつぶやきました。

何が言いたかったかというと、

本物の技だけでは、長く生き残れない

ということ。

「偽物の技を本物に見せる」というレベルの低いようなことは論外ですが、

本物の技を持っていたら、世の中に知ってもらう。後継者を作る。

ということが凄く重要。こうすることで本物の技が生き、継承され続けると思うのです。

代々続く本物の技が、後継者不足で途切れて衰退する。無くなる。

ということをよく聞きます。

このような本物の技をブランディングでき、マーケティングし、世の中をよくする、多くの人を幸せにすることって、すごく素晴らしいことですよ。

 

この記事を書いていて、私の生きる喜びの究極、生きる意味は、

世の中をよくする、多くの人を幸せにする

ことだと、素直に思えました。

自分のこの喜びを満たすためにも、少しでも世の中に笑顔を生み出すためにも、まずは、このブログから、それが出来る記事を生みだしていきたいです。(青年の主張みたいになってしまいました。。。苦笑)

 

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