2016/10/12
TOEIC新形式の変更点はここ!2016年5月から出題形式が変わるよ。
来年3月までにTOEICで900点を超えることを目標にしたので、今年の受験第一弾として来週TOEICを受ける予定です。
知っている人も多いかも知れませんが、2016年5月のTOEICから新形式になるんです!
そこで、TOEICの新形式の今までのTOEICとの違いをまとめておきます。
Contents
TOEIC新形式|リスニングセクションの変更点
まずは、TOEICの新形式のリスニングセクションの変更点を説明します。
実際に新形式に対応したTOEICの公式問題集を解きましたので、私の感想、アドバイスもお伝えしますね♪
パート1.写真描写問題の変更点
・10問から6問に減少する。
・単純に問題数が減るだけで、写真の内容などについての変更は無し。
主題形式に変更がないので、特に問題ないと思いますが、得点しやすい写真描写問題が減ってしまうのは痛いですね。
高得点を狙うためには、1問も落としたくないところです。
しかし、ここで注意ですが、写真問題では、「1問も落としたくない!」という思いが強すぎるとよくないです。
というのも、はっきりと分からなかった問題にぶつかったときに、音声は、次の問題やパート2に進んでいるのにも関わらず、あなたの頭の中は「どっちかな~、どっちかな~」と分からなかった問題に止まる傾向にあります。
ですので、リスニング問題全般に言えることですが、
分からなかったらさっぱり諦め、気持ちを切り替えて、次の問題に集中しましょう!
このほうが絶対点数は伸びますので。
パート2.応答問題の変更点
・30問から25問に減少する。
・1つの質問に対して、3つの応答の選択肢から選ぶ問題形式には変更はありません。
パート3.会話問題の変更点
・30問から39問に問題数が増える。
・従来は2人の会話であったが、新形式では、3人の会話を聞いて答える問題が加わる。
・図表を見て答える問題がでる。選択肢の上に簡単な図や表があり、これを見て答える問題が出題される。
3人の会話についてですが、TOEIC対策で2人間での会話ばかりの問題を解いていると初めはちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れると特に問題はないと思います。
私は、アメリカに住んでいて、3人以上で会話する機会も多いので特に問題はなかったです。
図や表の問題は、結構難しかったです。
会話を聞きながら、図や表から会話の中の答えを見つける必要があります。
この問題の対策は、前の会話の問題が読まれている間に、次の問題とその問題に関する図や表に目を通しておくことです。
こうすると会話を聞くときに大体どんな内容を話すかを推測できます。
パート4.説明文問題の変更点
・問題数は従来通り30問で変更なし。
・従来は2人の会話であったが、新形式では、3人の会話を聞いて答える問題が加わる。
・パート3と同様、図表をみて答える問題が出題される。図表は、選択肢の上に印刷される。
TOEIC新形式|リーディングセクションの変更点
次に、リーディングセクションの変更点です。
パート5.短文穴埋め問題
・問題数が40問から30問に減少する。
・その他、出題形式などに変更はなし。
パート6.長文穴埋め問題
・問題数が12問から16問に増える。
・従来は、単語を穴埋めする形式だったのが、今回から適切な文章を選ぶ問題が追加される。
パート7.読解問題
・48問から54問に問題数が増える。
・従来は、1つの文書、2つの文書を読んで質問に答える形式だったのが、新形式では、3つの関連する文書から情報を読み取り、解答する問題が出されます。
・選択肢にある1文を適切な場所に入れる問題がでる。
TOEIC新形式の問題になれるための問題集
●TOEICテスト 公式問題集<新形式問題対応編>
TOEICを受験する前にこの新形式に対応した公式問題集で慣れておくといいですね。
りゅうじんのTOEIC新形式に関するつぶやき
新形式のTOEICは、以前よりも難しくなりましたね。
3人での会話や、フルセンテンスでなく省略した文章を使ったりと、より実際のビジネスの場面で使える英語を理解できているか、使えるかを問うような問題が増えています。
最近、TOEICの点数が、就職活動や転職活動、年収にまで影響を及ぼしてきているので、TOEICで高得点を狙われる人は、ちょっと嫌な思いをしているかもしれません。
しかし、小手先の英語力だけでなく、ビジネスや日常で使える英会話、英語力を身に付ける学習をやっておけば、このような変更は特に影響はないです。
使える英語を身に付けたい人は、こちらの記事を参考にしてください。