【仕事の英会話】「must」と「have to~」の違いは?同じ意味だと思っているとヤバいことになる!

中学校では、「must」と「have to」は同じ意味なので、言い換え可能って習いますよね?

しかし、これをビジネス英会話の中で同じ意味だと考えて使ってしまうと、とんでもないことになりかねません!

本日は、「must」と「have to~」の違いについてお伝えします。

くれぐれも外国人の上司に「must」なんて使わないでくださいね。

速攻でキレさせてしまいますから。。。汗

「must」「have to ~」の意味

「must」も「have to ~」も意味は、「~しなければならない」と習いますよね。

確かに日本語に訳すとそうなんですが、「しなければならない」のレベルが違うんです。

「must」は、強制力を伴うんです。

「(絶対に、必ず)~しなければならない」という感じです。

ですので、上司に向かって「must」を使うなんてありえないわけです。

私が決めている「must」を使う2つの場面

通常、「~しなければならない」と言いたいときには、私は「have to~」を使います。

しかし、以下の2つの場合は意識的に「must」を使うようにしています。

・主語が「私」のとき

・仕事でチームメンバーを奮起させるとき
(納期など絶対に間に合わせる必要がある。必ず達成する必要があるとき。など)

 

この2つの場面だと、言ったことが発端になり、人間関係がギクシャクしたり、ビジネスに失敗することはないです。

「must」と「have to~」を使った例文

I must apologize to you about this project.

(私は、このプロジェクトの件で、あなたに謝らなければならない。)

You have to be strong.

(あなたは、強くなる必要がある。)

「must」と「have to ~」を否定分で使うとき

「must」と「have to~」は、以下のように「否定形にすると意味が変わるよ~」と学校で習いますよね。

must not ~    :~してはならない(禁止)

don’t have to~ :~する必要がない

これは、mustが本来、強制力を伴う「~しなければならない」という意味を正しく理解していれば、否定形にしても強制力を伴うので、「禁止」の意味になることがスッと入ってきます。

否定形「must not」「don’t have to ~」の例文

We must not be late for the meeting.  (会議に遅れるな。)

You don’t have to worry about the problem.(その問題を気にする必要はないよ。)

りゅうじんのつぶやき

このように「must」「have to~」は、ビジネスでは同じ意味で使うと痛い目にあう可能性があります。

この違いをおさえて、次のミーティングに臨んでください!