2016/10/13

まだ子供を多くの習い事で消耗させてるの?「有名大学へ行かせて、大企業へ」という昭和の考え方をもつ親たちへ

まだ子供を習い事で消耗させてるの?

どうも、りゅうじん( @smileryuji1110 )です。

 

昨日、妻が友達と話したという内容を聞いていて思ったのですが、世間のお父さん、お母さんたちは、小さい頃からなぜ自分の子供にたくさんの習い事をさせたり、塾に行かせたりするんですかね。

 

習い事が週5みたいな。。。子供にとったら悲劇ですよ、こんな状況。
子供は泣いて辞めたいと言っているのに行かせたりと。

 
子供に習いごとをするか、遊びに行くかを選択する権利もない場合が多いようです。つまり、勝手に親が、スイミング、英会話、絵画、書道など決めて、習わせているわけです。

 

こんなこと言うと「遊びじゃなくて、勉強のほうが大切でしょ!」と当たり前のように言う人もいると思いますが、遊びから学ぶことも多いはず。自分の経験を振り返ってみてください。

 

「有名大学へ行かせて、大企業へ」という昭和の考え方をもつ親たちへ

 

習いごとの流れで語られる「偏差値の高い大学へ行かせて、大企業へ。」という話。子供にとっては、ホントいい迷惑です。

 

本当に子供のことを考えていますか?
思考停止していませんか?
ただ周りに流されているだけなのでは?

 

あなたの子供の人生は、あなたのものではありません。
あくまでも子供の自身の人生なのです。

 

ここを勘違いしているのではないかと思う親が多すぎる。
親ができるのは、あくまでも金銭面でのサポート、最低限の礼儀を教える、いろいろな経験を通して学ばせる、とこのぐらいではないでしょうか?

 

「偏差値の高い大学に行って、大きな会社に入ったら幸せになれる」と思っていますか?
勤務問題が原因で、2000人以上自殺しているのに?(自殺の統計 ;内閣府)
会社で出世している人と大学の偏差値が比例していないことを知っているのに?

 

「机上での学習の結果」で子供を評価しすぎ!

 

子供の頭がいい、悪いの判断にも問題があると思うのです。

 

机上での答えがある問題ばかりを練習させて、

  • 解けるようになったら→「頭がいい」
  • 解けるようにならない、あるいは途中で投げ出してします子→「頭が悪い」

と一般的に評価されていますよね。

 

生きていくには、以下のようないろいろな能力が必要で、それらそれぞれで評価するべきです。

  • コミュニケーション能力
  • 課題解決力
  • 身体能力
  • プレゼン能力
  • 机上での問題解決能力

などなど。

 

大人は、子供の能力についてあまり深く考えずに「机上での問題解決能力」だけで評価しすぎですよ。「机上の勉強」が不得意な子供は「頭が悪い」というレッテルを貼られ、片隅に追いやられていくことが少なくないでしょう。そして、元気な子は不良になり、そうでない子は自分を傷つけるほうへと進む。

 

勝手な大人の理想で子供の道を決めるのではなく、子供との対話の中で彼らが自分で道を決めるまでサポートすることが大切です。

 

「習い事を増やす→残業を増やす、共働きする→子供のとのコミュニケーションが減る」という悪循環を断つ

 

多くの習い事をさせるためには、当然ながらお金が必要です。

 

サラリーマンをしていると給料を増やすためには、残業を増やすことになる。また、母親も共働きするということになり、子供とのコミュニケーションの時間が減少しますよね。

 

すると、また子供の本心を聞く機会が減るわけです。そして、子供の本心と親の気持ちがどんどん乖離していき、子供がしたいことがいつの間にか親がさせたいことにすり替わる。

 

この悪循環に陥っているならば、見直す必要がありますよ。
子供にとっては、「習いごとを減らして、親と過ごす時間を増やすことが幸せなこと」に気づくべきですよ。

 

習いごとをさせまくっている人は、子供に本心を一度確認してみてください。
子供の頃から必要のないストレスを与えていることが分かると思います。