2019/05/04
副業はなぜ禁止されているのか?未だに「副業禁止」なんて言っている会社はそのうち潰れるでしょう。
どうも、サラリーマンブロガーのりゅうじんです。
国が「働き方改革」で、副業を促進する動きがあるにもかかわらず、
相変わらず、副業を禁止している企業が多いですね。
厚生労働省が出している「副業・兼業の促進に関するガイドライン」には、
企業が副業・兼業を認めるにあたっての課題・懸念として以下が挙げられています。
・自社での業務がおろそかになること
・情報漏洩のリスクがあること
・競業・利益相反になること
・副業・兼業に係る就業時間や健康管理の取扱いのルールが分かりにくい
このことを踏まえて、企業側と労働者側が今後、副業・兼業についてどのように考え、行動すべきかを考えました。
企業側の副業・兼業についての考え方
まず、時代の流れが速くなった今、企業は雇った社員を定年まで雇い続けるという古い考え方を捨てたほうがいいです。
「できる社員に副業や兼業を許すと他の会社に転職していまうのでは?」という不安もあるかと思いますが、勤めてる会社に魅力がなければ、できる社員はいずれ離れていきます。
ですので、企業側としては、社員を惹きつけ続けるだけの魅力的なビジネスを継続・展開し続ける必要があります。
そうすることで、できる社員も集まってくる。
ですので、この心配はナンセンスと言えるでしょう。
とは言え、上記した心配はあると思います。
このあたりは過去の裁判の事例をみても企業側が勝っているので、
きちんと社内規定の中でルール化していれば問題ないですね。
ちなみに過去の副業関連の裁判の事例は以下です。
裁判の事例を見ると、
会社員が仕事時間以外の時間をどう使うかは基本的には自由であり、
各企業が制限できるのは、以下のようなときだけなんです。
・労務提供上の支障となる場合
・企業秘密が漏洩する場合
・企業の名誉・信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合
・競業により企業の利益を害する場合
つまり、これ以外の場合は、副業や兼業を禁止したとしても、
裁判しても負ける可能性が高いのです。
では、企業が社員に副業・兼業を認めるメリットはどのようなことがあるのでしょう。
企業が社員に副業・兼業を認めるメリット
厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」には企業側のメリットして以下の4つが書かれています。
【企業のメリット】
1.労働者が社内では得られない知識・スキルを獲得することができる。
2.労働者の自律性・自主性を促すことができる。
3.優秀な人材の獲得・流出の防止ができ、競争力が向上する。
4、労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れることで、事業機会の拡大につながる。
このメリットを活かせるよう「時代にあった社内規定で事業を促進するのが賢い選択」だと私は考えています。
労働者側の副業・兼業についての考え方
これまで書いた副業・兼業に対する企業側の考え方を理解した上で、
労働者側の方にお勧めする副業・兼業に対する考え方、稼ぎ方をお伝えします。
上にも書きましたが、企業が懸念しているのは以下のことなんです。
・労務提供上の支障となる場合
・企業秘密が漏洩する場合
・企業の名誉・信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合
・競業により企業の利益を害する場合
また、これに加えて働きすぎてあなたが会社でベストパフォーマンスを出せないことも懸念しています。
ですので、上記した4点を守りつつ、長時間労働にならない副業に取り組むようにしましょう。
これを踏まえた上で、私がサラリーマンにお勧めする副業は以下になります。
サラリーマンにおすすめする副業
私は、2015年4月にこのブログを立ち上げ、2015年12月からこれまで約3年半、月に10万円以上稼ぐことを継続しています。
いろいろな副業を経験してきましたが、
この経験の上で絶対外してはいけない副業に対する考え方をまずお伝えします。
それは、「時間を切り売りする副業には取り組まず、資産を形成できるビジネスに取り組む」ということです。
多くのサラリーマンは、副業と聞くと時間の切り売りであるアルバイトを真っ先に考えるのではないでしょうか?
時間の切り売りの働き方だと体が疲れるだけでなく、辞めたとたん副収入は無くなりますし、スキルも残りません。
私がこれまで取り組んできて、あなたにおすすめする副業については
「【断言】サラリーマンにおすすめの副業はこれだけでいい!」に詳細をまとめています。
ここで簡単に挙げると以下になります。
・ブログやサイトによるアフィリエイト
・クラウドソーシングによるライティング、デザインなど
・趣味やスキルを活かした商品販売
これらをおすすめする理由は、
時間に縛られず、いつでも稼げるスキルが身につくということです。
ネット上には稼ぎ方の情報は腐るほどありますし、
あなたの考え方次第では、本気で取り組めば月に5万円稼ぐのは
そんなにハードルは高くないですよ。
この機会に自分の働き方を見つめなおしてみてください。