2023/07/10
子供に顔の怪我をさせられた時の親の正しい対応とは?
子供がいると学校でのトラブルはつきものですよね。
しかも、怪我をさせられたうえに謝罪がなかったり、担任の先生の対応が悪いこともあります。
この記事では、
・自分の子供が学校で他の生徒にけがをさせられた
・自分の子供が学校で他の生徒にけがをさせてしまった
この場合の対処法についてお伝えします。
先日、下の娘が顔に青たんを作り、目の下を腫らして帰ってきたんです。
その時の画像↓
原因は、同じクラスの男の子が他の子とふざけていて突き飛ばしたときに、押された子の頭が娘の顔にぶつかったと。。。
顔を怪我したうえ、うちの子は全く悪くなかったのにもかかわらず、電話をしてきた担任の先生の対応がよくなかったようで、妻が怒りを我慢できず仕事中の私に電話してきたんです。
子供がいる人は、同じような経験をすることがあると思うんです。
このような状況がおきてしまった時の正しい対応、
そして、今回私がどのような想いで、
どのような対応で解決したかついてお伝えします。
Contents
1.まずは冷静になる
「自分の子供が他の子どもに怪我をさせられた」
と聞くとキレそうになるのが普通だと思います。
あなたの奥様、あるいは旦那様がそのような状況のもと、もし怒っていたら、
あなたは一旦冷静になりましょう。
気持ちは分かりますが、
感情的なまま行動しても事態が好転することはありません。
怪我をさせられても、子供は明日もその子がいるクラスで授業を受けるのです。
このことを頭に入れて行動してください。
2.事故が起きた状況を正確に把握し、原因を突き止める
冷静になったら、状況を正しく把握するために、
子供と担任の先生に話を聞きましょう。
・どのような状況で起きたのか?
・自分の子供に非があるのか?
これらを正しく把握するようにしてください。
子供に話を聞くときの注意点
自分の子供がかわいいので、
子供に話を聞くときに「はじめから怪我をさせた相手の子が悪い」
という前提で話を聞こうとする人が多いですが、これはやめましょう。
このような前提で質問すると、
・○○ちゃんが悪かったんでしょ。
・あなたは何もしていないんでしょ。
というような質問になってしまい、誘導尋問のようになります。
その結果、正確に状況が把握できなくなります。
担任の先生に話を聞くときの注意点
あくまでも怒った状態で先生に電話しないでください。
担任の先生が電話にでるなり、
「どんな指導をしているんですか?!」と怒鳴るような親もいるようですが、
冷静に先生の説明を聞き、状況を把握しましょう。
繰り返しになりますが、あなたの子供は明日この担任の先生が教えるクラスにいくのです。
先生と喧嘩してしまう状態になると、
結局あなたの子供が苦しむ可能性があるのです。
3.話を聞いた後の対応
子供と先生の話を聞いて状況が分かったら、
自分の子に非があったのか、なかったのかをはっきりさせます。
これによって対応が変わりますので。
自分の子供に悪いところが全くないとき
今回のうちの子の場合は、同じクラスの男子生徒どうしがふざけていて巻き込まれた完全に過失のない状況でした。
このような時、怪我をさせた子供の親が電話や謝罪の訪問がなかったら、こちらから電話しましょう。
そして、状況を話し、きちんと誤ってもらいましょう。
今回、怪我させた生徒のお母さんは、
家に電話をかけて誤られたあと、
その日の夜に菓子折りをもって子供と謝りに来ました。
もちろん、こちらからは何も要求はしていません。
もし、こちらが加害者だった場合は、誠意をもってこの行動は最低限やりましょう。
自分の子供にも非があるとき
一緒にふざけていて怪我をしたような場合は、
もちろんあなたが相手の子供や親を責めることはできません。
謝りの電話がかかってきた場合は、
自分の子供にも非があったことをきちんと認めましょう。
4.先生には再発防止策をきちんと聞いて実行してもらう
今回の事故に関して担任の先生が妻に電話をかけてきて説明をしたということでしたが、
その話には、再発防止策について何も話がなかったということでした。
再発防止策立てずに謝らせるだけで終わってしまうと
また同じようなことになりかねません。
そこで、私のほうから改めて担任の先生に電話をかけて、
再発防止策や事故のあとにとられた対策をお聞きしました。
子供が怪我をさせられた時の対応まとめ
それでは、自分の子供が怪我をさせられた時の対応をまとめます。
1.冷静になる
2.怪我につながった状況を正しく把握
3.謝罪をもとめる(こちらに非がある場合は謝罪をする)
4.先生に再発防止策を作り実行してもらう
まとめを改めてみてみると、何か問題が起きた時の解決法と
大きく変わりはありません。
しかし、他の問題と大きく違うのは、
自分の子供が傷つけられたことにより感情的になりやすいことです。
私も今回このような事故が起こり、痛いほど気持ちは分かりますが、
冷静な対応が必要です。
この点をくれぐれも意識してください。